審美歯科とは、「歯の美しさ」に焦点を当てた歯科医療のことです。美しく健康な歯や歯肉を作ることを目的としています。近年は審美的な要求が高まり女性だけでなく男性の方もホワイトニングの希望者が急増しています。
ホワイトニングにはオフィスブリーチング(病院内でレーザーして行うもの。すぐに効果が確認できる利点がある。)とホームブリーチング(専用のマウスピースを作製し、ご自宅で患者様自身が行うもの。2~3週間かかる。)がありますが、当院ではホームブリーチングを行っています。ホワイトニングの最大の利点は口腔内に為害性がなく、歯を白くする事ができることです。逆に欠点は白くなるのにかなり個人差があり、術前にはあまり予想がたてれないことです。当院は患者さまには満足していただくため、最善をつくしておりますのでご不明な点など、何なりとご質問ください。
ホワイトニングとは、歯を削ったり、被せ物や詰め物をせずに特殊なお薬でご自身の歯そのものを白くする方法です。歯の表面に付着した色素のみを落とすのでなく、歯自体を白くしていくもので、歯の表面を傷つけることなく歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げて白くしていきます。
「生まれつき黄ばみが強い」「抗生物質の副作用で起きた変色」「高齢化による変色」といった類の歯質内部の色素を分解し、さらに歯の表面に付着した頑固なステインまでもマイルドに分解します。 イメージアップを図る事はもとより、患者さま本人の自信を取り戻すという素晴らしい効果が見込める審美歯科治療の一つです。
■ 片側(ホワイトニング料金:上顎or下顎のみ) | 18,000円(税込) |
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■ 全顎(ホワイトニング料金:上顎and下顎) | 35,000円(税込) |
歯をぶつけたり、歯の治療で、神経をとった歯は茶褐色に変色することがあります。
昔、神経の治療をした歯が年数がたって変色してきて、1本だけ違う色になってしまうと気になさる方も多いようです。
この様な失活歯(無髄歯)は、Walking Bleach (ウォーキングブリーチ)という方法で歯を漂白することができます。
ウォーキングブリーチとは、過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウム粉末により、歯の内側から漂白剤を作用させます。この方法は、ペースト状の漂白剤を髄室内に入れて数日間おくことで、効果が現れます。
歯の中にホワイトニング剤を入れた状態で、歩き回りながらホワイトニングを行うことから"ウォーキングブリーチング"という名称が付いています。以前は、歯を白くする方法の中で唯一保険適用が可能でしたが、2006年度の保険改正により保険適用外となりました。
自宅で本格的に歯の漂白ができるブリーチング方法です。まず患者様それぞれに合ったマウスピースを当院で制作します。ブリーチングの際、マウスピースに漂白液を入れ、毎日あるいは2~3日に1回装着します。ジェルタイプですので、装着するたびに歯に浸透していきます。早ければ2日、通常5日間ほどでブリーチング効果を実感できます。 漂白剤は検査に厳しいFDA(アメリカ食品医薬品局)で安全性が認められたものを使用しています。
漂白治療の特徴・注意事項の説明
インフォームドコンセントを受け、歯科医師より使用方法、 注意事項についての説明を聞きます。
(初回)データ収集・治療前の歯の写真撮影・歯型取り
口腔全体の診査と適応症かどうかの診査を受けます。 さらに歯の色の診査を行います。
(次回来院時)カスタムトレーの調整・歯の清掃・艶出し
歯科医師又は歯科衛生士が、前処置として機械的歯面清掃を行います。
以降、患者さま自身におけるホワイトニング開始
カスタムトレーにジェルを適量塗り、鏡などを利用して指導を受けた要領で歯にセットします。
補綴(ほてつ)とは、虫歯や何らかの理由により欠けたりした歯をクラウン(差し歯・被せ物)や入れ歯などの人工物で補うことをいいます。これによって、「うまく噛めない」「しゃべれない」「見た目が悪い」といった問題を解決し、健康を維持して生き生きと毎日を送り、生活の質を維持・向上させることができます。当院ではお口の中で違和感のある金属の詰め物・被せ物を患者様にあった物に交換し、機能性と審美性を高める治療をおすすめしております。
補綴物の種類 |
説明 |
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■ ジルコニアクラウン |
土台を人工ダイアモンドなどに使われるジルコニアにセラミックを焼き付けて作製してしています。金属と同等の強度で、金属アレルギーがありません。 金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色がないのも特徴の一つです。 |
■ メタルボンドクラウン |
薄い金属にセラミックを焼き付けたクラウン(かぶせ物)を取り付ける方法で、従来から最もよく用いられているセラミック修復法です。 自然な歯の色を再現することができ、変色することもありません。特に、大臼歯やブリッジなど強度を必要とする修復に適しています。 |
■ オールセラミッククラウン |
白いセラミック(陶器)でできた被せ物で、従来の治療法のように金属を一切使わないため、光を透過するなど審美的にもとても美しく、硬すぎることもないので咬み合わせの歯を傷つけることありません。 |
■ ハイブリットインレー |
セラミック(焼き物)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られたインレー(詰め物)です。セラミックインレーよりもやわらかく、周囲の歯にダメージを与えにくいというメリットがありますが、色調は多少劣り、経年的に変色します。 |